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Still Life

残念IT系母ちゃん。旦那さん、娘0歳、猫の4人暮らし。

ネットでの話題を手広く網羅して、モヤモヤがすっきりする「各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと」を読んだ

読書 育児

各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと

各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと

  • 作者: 宋美玄,姜昌勲,NATROM,森戸やすみ,堀成美,Dr.Koala,猪熊弘子,成田崇信,畝山智香子,松本俊彦,内田良,原田実,菊池誠
  • 出版社/メーカー: 株式会社メタモル出版
  • 発売日: 2016/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (3件) を見る

ラッキーなことに図書館で借りて読みました。(一番乗りだったかも。)

非常に広範囲な、でも一度はネットで見たことのあるトピックを取り上げ、次々と綺麗に解説をつけてくれています。ネットの怪しい情報に、「これはまゆつばものだなあ」と思いつつも、どうしてなのか深く追求しない、あふれる情報の取捨選択をカンにばかり頼っているわたしには、モヤモヤがどんどん晴れてすっきりする本でした。

ネットならともかく、直接人から聞くと、それが典型的な都市伝説のていをなしていても、つい信じてしまうことがあります。ましてや専門家に属する人から指導として聞いたら、そこから更に真偽を吟味しろというほうが難しいものです。

一方で個々のトピックについてはあまり掘り下げられていないのではと思うこともあります。根拠になるような統計や研究についても、文章のなかで触れる程度にとどまっています。でもこれだけのトピックについてさらりと専門家の見解に触れるという趣旨なら、丁度良い量なんだと思います。


以下、読書ノートに書き留めた内容をつらつらと写してみます。


体罰についての項では、体罰に代わる教育方法として、ペアレントトレーニングという手法がわかりやすく解説されていました。ペアレントトレーニングについては、トピシュさんのこの記事で読んだばかりだったので偶然のタイミングにびっくりしました。
topisyu.hatenablog.com
ペアレントトレーニングとは何か、本書では、行動のタイプ分けと対処法として、

  • 好ましい行動には褒める(トークンシステムが勧められている)
  • 好ましくない行動には、適切な行動を示したうえで、好ましくない行動を無視する
  • 絶対に良くない行動には、「タイムアウト」といってその場からいったん離してひとりにさせる、そして冷静になったらロールプレイで適切な行動を練習させる

この3つのパターンが挙げられています。

体罰は好ましくない行動、絶対に良くない行動の2つを減らすことに注目しているのに対し、ペアレントトレーニングの手法では好ましい行動を増やすことに注目しているわけです。

先に挙げたトピシュさんの記事でもあるように、無自覚に自分のされたような育て方をしてしまい、育てられる側の個性を考慮しないのは不幸のもとだと思います。娘が大きくなってきたら、ペアレントトレーニング、心がけようと思いました。



についての項は、やみくもに薬を忌諱することはないという導入以外はなじみのない話ばかり。「昔からある薬は今ほど綿密な効果判をされていないから、安全ではあっても効果はない」とか、「風邪に抗生物質は効果も予防効果もない」「抗インフルエンザ薬は日本では使いすぎが指摘されている」など、けっこう個々の事情があって一つ一つ心に留めるのが大変でした。
特に高熱の場合と胃腸炎の場合は、原因や症状によって対処が分かれていて、丁寧に説明されているのでメモしました。

高熱

  • 寒気のない子を温めないこと
  • 汗をかくと治るのではなく、治ったから汗が出て熱が下がる
  • 麻疹に解熱剤を与えると麻疹ウイルスが減るのが遅くなる
  • 脳炎、脳症は風邪を放っておいてかかるのではない


胃腸炎

  • サルモネラなどの細菌性胃腸炎、赤痢やアメーバなどの原虫による胃腸炎の場合は抗菌剤を使用
  • ウイルス性胃腸炎の場合は抗菌剤は良くない。整腸剤を用いる
  • 吐き止めは錐体外路症状を引き起こすことがあるので慎重にすべき

こういう本であえて「慎重にすべき」なんて書いてあると、「実際は処方されてしまうことも多いのだが」という但し書きが隠れているように思えて(実際は書いてない)、身構えてしまいます。



ワクチンについては、海外渡航などのときに接種記録が必要になることがあるそうで、接種すべき意外な理由だなと思いました。



海外ではフッ素が水道水に添加されている国もあるという話は知っていましたが、その理由として「経済格差をなくす」という点が触れられていて、なるほどと思いました。ただ、日本では難しい点、現実的ではない点も納得しています。



食品についてはわたし自身、ほどほどに、好きなものをおいしく食べるをモットーとしているので、本書ではあまり気に留まることはありませんでした。薬品とは違って安全管理ばかりが注目される食品は、その分「薬効」の方向には諸説が付け入る隙が大きいのでしょう。しかし宗教的な玄米菜食は大嫌いだけど、ぬかには無機ヒ素が含まれという理由で玄米を避けるのもやりすぎです。

知らなかったこととして、「食品安全の考え方や基準は、ここ数十年で大きく進歩しているので、日本は立ち遅れている」という話がありました。東京オリンピックで選手村に国産の食品が使えないという可能性もあると。世界でせっかく日本食が注目されても、日本の食材が輸出できなかったら残念かもしれません。



わたしは全く知らなかった誕生学について。誕生学とは自殺予防のためにいのちの大切さについて教えるものなのだそうです。しかし本書では、この教育がもっとも必要な子ほど届いていないという事例を紹介しています。
違法薬物に関する公演後、だいたいの子は「薬物は恐ろしい」等の模範的な感想を持ったものの、自傷経験のあるような一部の子は「薬物で健康を害するのはその人の勝手」という虚無的な感想を持ったのだそうです。誕生学という道徳的な教育は、薬物に近い子ほど感じる「生きづらさ」を無視した、幸せな大人の自己満足、価値観の押しつけになっている可能性を指摘しています。
そして必要なのはこのような道徳教育ではなく、健康教育であると本書では書いています。自殺リスクは援助希求能力の乏しさから来るとし、

  • つらい気持ちにおそわれた時、どうやって助けを求めたら良いか
  • 友達が悩んでいたらどうやって信頼できる大人につなげたらいいか
  • 信頼できる大人はどこにいるか

を教えること、そしてわたしたちが信頼できる大人としてSOSを捉えることが大事だとしています。




親学の項にあった一文ですが、これは江戸しぐさ水からの伝言でもいえると思いました。

先生が間違った説を奉じることは、子どもたちが間違った説を教えられるというだけでなく、その間違いを見抜けるような子どもが、先生への信頼を失うことにもつながります。



水からの伝言についてはもうふれただけで食傷を起こしそうですが、ではなぜ水の結晶ができるのか、なぜ形が変わるのか、すぐ答えられるかというと、わたしは自信がありませんでした。
水からの伝言について子供が話題にしたら、鼻で笑ったり、そんな話聞きたくないという態度を取ったりする可能性すらあると思いました。この本は、(この項目に限らずですが)ある項目についてそれは嘘偽りだとわからない人に向けてだけではなく、それが嘘偽りだと真摯に答えることのできない人のためにもあるんだと、ここにきて実感しました。

氷のまわりに枝のようなものが生えて雪のような形(結晶)ができるのは、空気中の水蒸気が氷にくっついて固まるからです。

雪の形は温度と空気中の水蒸気の量によって変わる

だから言葉で結晶の形が変化することはないと、きちんと答えられる親でありたいなと思いました。



同じことが放射性物質についてもいえます。わたしは知識がかなり乏しくて相当初心者向けの勉強会やサイトを見てきましたが、それすらついていけていないと感じるレベル。
この本ではかなりわかりやすくてとっかかりには良いと思いましたが、ページが少ない関係でざっくり「おおむね大丈夫。特に農作物安全。ただし子どもの甲状腺がんなど相関がわかっていないこともある」(とわたしは解釈しました)としていて、これだけで十分とはいえません。水の結晶のようにはいかないのが残念。諦m・・・いえ、もう少しだけでも理解を進めようと思いました。



科学的な考察や公的な判定をよく知ったうえで、自分(とその家族)がどう判断するのかについては、多くは強制できません。たとえば我が家では子の任意予防接種の必要性についてはじゅうぶん理解しているつもりですが、それでも接種させていません。unwise decisionになるのだろうかとちょっぴり恐れながら。
Amazonでの本書についての☆1つのレビューでも、この人は自分で判断してるんだなと思うものがあります。じゅうぶんな情報に触れたあとの判断について自由であることが、成熟した社会には必要なのではと思います。だからこそ、本書は良書なのです。


真面目に人の子の親になろうとすると、本当に難しいものだなあ。子にとって信頼できる大人になるために、事象や情報に真摯になろうと思いました。

どんぶり勘定は低収入より恐ろしい。「正しい家計管理」を読んだ

読書 生活

育休で今年一年収入が激減した上に、病気治療費がかさんでいる我が家は時々赤字に陥ります。来年になれば治療も完了するしわたしもまた働くので、今年はそういう時期なのだと居直ってはいるものの、やっぱりちょっと不安になってくるときがあります。
そこでこんな本を購入しました。

正しい家計管理

正しい家計管理


よく見かけていたのでベストセラーなんだろうなと気になっていました。古本屋でゲットできてうれしいです。表紙の絵がレトロで素敵。
全く内容を知らないまま購入したのですが、すごく良かったです。



まずはどうして家計管理をするのか
重要なのは貯蓄することではなく支出に注目すること。支出には価値観が表出するので、きちんとマネジメントしないと満足な生活ができないわけです。その支出をするときの判断基準がないのがどんぶり勘定。判断基準がないというのは、たとえば10万円の洋服が欲しいとき、買っても良いかどうか判断できません。どんぶり勘定をやめると、気持ちよくお金が使えるようになるとのこと。
我が家は夫婦共に「無駄遣いはしていない」と思っている割に、大きな家具を買う時などかなり悩むので、これは本当にそうだろうなあと、この時点で家計管理の大切さに深くうなずきました。
判断基準を決めること、つまり予算を決めてしまうことの効用も、娘の教育資金をどう貯めるか決めて不安から解放されたことで、実感しています。


この章ではクレジットカードについても触れられています。この本では

油断すると上限をすぐ超えてしまう生活費や衣服費などは、基本的に現金主義をとりましょう。

とあります。
今年に入って、ネット通販用と食材購入用にそれぞれクレジットカードを作ったわたしですが、実は数カ月前から両方の引き落とし日と残高を神経質にチェックするはめに陥っていました。
引き落とし予定額をメモして通帳記入に奔走しながら、ふと、「あれ?こんなことしてるってことは、うちってクレジットカードを使ってはいけない経済状況なのでは?」と思いました。遅すぎます。
で、今月からは実購入はすべて現金にしています。(Amazonはしょうがないw)




次に家計の実態把握
この本では「財産目録」、「予算、収支」の2冊のノートを用意して現実を把握し、見直しを行うよう推奨しています。通帳の整理をしながら財産目録を埋め、そして昨年1年間の収支実績を作り、そのうえで予算を立てていきます。

わたしは見直しまで至れない細かい家計簿をつけては挫折しの繰り返しなので、このような現状把握をしたことがありません。全く家計簿をつけてないわけではないので、この本の手順に従うことは可能そうです。

我が家はここからスタートです!



そして予算を立てる
年間を通した予算を組むことの重要さを説いているところが、「羽仁もと子案家計簿」と共通すると思いました。「羽仁もと子案家計簿」はとてもレトロで堅実な家計簿で、何度か購入しては挫折している憧れの?家計簿。長く支持されている家計簿とポイントが共通するということから、この本も基本がしっかりしているんだろうなと思いました。
羽仁もと子案家計簿 2017年版

羽仁もと子案家計簿 2017年版

わたしがこの家計簿に挫折してきた理由としては、費目が多すぎて分け方が難しいことと、家計簿自体は厚ぼったいくせに1品の書く欄の横幅が狭いこと、食料品の書き方が更に独特なことでした。
なので、この本で費目は3~5項目程度が適当としているところはなんだかほっとする提案です。


予算が厳しい場合は支出を見直し、時には価値観を変えて支出をやめることも考えるよう提案しています。この節は実際に予算を組んでみて、どう組んでも予算オーバーすると頭を抱えてから読む部分ですね。
ダブルインカムでは収入を一元化することも推奨しています。これもその通りだなとは思うんですが、我が家の旦那さんはあんまり乗り気ではないんです。
気持ちはわかるので、わたしは一元化にはこだわらずに、その代わりに完全オープンの明朗会計にして2人で話し合える家計運営をしたいです。こんなにオープンなら一元化してるに等しくね?ってくらいを目指します。旦那さん、誓って電子工作部品や複数のサーバ契約について文句を言いませんので、ぜひ協力してください。わたしも整体に行ったりたまにはブランド服を買ったりしたいので思いは同じです。

自分の収入を明らかにしたくないというこだわりで、家族の楽しみや人生の成果が半減してしまうのはもったいないことです。思い込みをはずし、本当に価値ある人生のために、今すぐパートナーと話し合いを始めてください。



いよいよ家計の運用について。
口座の分け方、封筒での管理方法、そして記帳について細かに方法が書かれており、最終的には生涯にわたるマネープランまで触れていますが、わたしにはまだ実感がわかないのでさらっと流し読み。来年の年末あたりにじっくり読んでいるといいな。

我が家でも、徐々に挫折などしようのないしくみ、黒字システムを作りたいと思います。

読み聞かせの具体的なポイントが分かった!「将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! 」を読んだ

読書 育児

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!


ここ1カ月ほど、毎週末図書館に行くのが習慣化しています。
一度本を借りてしまうと、返すために図書館へ行き、また借りてしまうので通いやすくなります。
借りたい本はあらかじめサイトで予約しておけば良いので、書架を眺めてこれを借りようと思うことはあまりありません。
ただ、予約本は受け取れるまでに早くても1週間はかかるので、今すぐ絶対に読みたいというよりは、ちょっと読んでみたいなあというレベルの本をじゃんじゃん借りるスタイルになります。そしてわたしの読書速度では読み切れないので、気に入った本は「いずれ買おう」の心の積読になっていきます。

娘の分の図書館カードを作り、絵本は娘の名前で借りています。
毎週どんどん本棚の絵本が入れ替わっていくので、読んであげるほうも楽しいです。娘に触れたり抱っこしたりができない旦那さんも、絵本を読んでやることはできるので、楽しい絵本タイムになっています。


さて表題の本ですが、kindleで買ってしまいました。
こういう本こそ図書館で借りてじゃんじゃん流し読みするのに丁度良いと思うのですが、まだ図書館通いが習慣化していない頃でした。

子供の教育には読書が良いという本です。
特に、親が読み聞かせてあげることが大切。自分で読める年齢になっても、子供は読んでもらうことを楽しむそうです。
親の読み聞かせは読書量としてしっかり換算されているし、とにかく量を積むことが大切で、読書量を「貯金」に例えているほどです。

また、耳から音として聞くのが非常に大切たそうです。そして著者の経験から読み方のポイントも指南してくれています。

キモになるやり方があります。口をしっかり開け、意識して文字を一言一言、ハッキリ読むことです。

すべての音をしっかりと、同じ強さで発音します。

私はこれを、「一音一音ハッキリ読み」と呼んでいます。

たとえば、「じいさは 山へ しばかりにいき、」は、「じ・い・さ・は」と読むのだそうですが、わたしはこれには疑問です。
ひらがなは表音文字ではありますが、音と文字は必ずしも一致しません。この例では、「長音を母音で表している」という表記のルールが先行しているだけなので、「じー・さ」と読まなければ間違いになると思います。

しかし基本的に「一音一音ハッキリ読む」ことには納得です。
情緒たっぷりに読むと早口になり、子供の耳に届いていなかったという事例が紹介されていました。


その他の注意点として、「文章を変えて読まない」こと。

たとえば、「~でした」という語尾を「~なんだって」などと変えてみたり、ちょっと難しそうな言葉を簡単な言葉に言い換えてみたりといったことはやめましょう。

これは注意しないとついやってしまいそうです。まだ反応の薄い赤ん坊に読んでやっている状況の気恥ずかしさからか、既に「~なんだって」はけっこうやっていると思います。

最後のポイントとして「音の良い絵本を選ぶ」こと。これは現在実感しています。
今、うちの本棚には以下の2冊の絵本があります。

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)
ばっばばーん 0・1・2さいあかちゃんえほん

「じゃあじゃあびりびり」は図書館で借りていて、「ばっばばーん」は母がプレゼントしてくれた絵本です。
鮮やかでシンプルな絵と擬音だけのかわいらしい絵本で、娘はどちらの本もよろこんでめくったり眺めたりしています。どちらも同じような本だと思ってしまいますが、読み比べてみると、「じゃあじゃあびりびり」のほうが圧倒的に読みやすく、優れた本だということがわかってしまいます。ここでいう「音の良い絵本」というのは、こういう絵本のことを言うのだと思います。
本書では音の良いおすすめの絵本が紹介されていますが、残念ながら0歳向けの本は入っていませんでした。0歳向けも選定すれば、きっと「じゃあじゃあびりびり」が挙がっていたことでしょう。


本書ではそのほか、童謡や紙芝居も良いことや、本があるのが当たり前な環境で親が本を読む姿を見せることも勧めています。
1日のうちで本を読む時間を決めてしまうと、子供に良い習慣がつきやすくなるとあり、そのとおりだろうなとうなずきました。

育休中の現在はちょっと気を緩めるとすぐにぐだぐだな生活になってしまいます。ひどいときは授乳中から次の授乳時間までずっとスマホを見ているというありさまで、自己嫌悪な毎日です。何時に何をやると決めて行動することを実践中で、なかなか思い通りにはいっていませんが、子と一緒に今からでも良い習慣を身につけようとしています。

現代において子育てをしている方々に、子どもにテレビを見せるなと言っても難しいでしょう。親の方がテレビやゲーム、スマホに夢中ということもあります。
ですが、親もすべて遮断する必要はなく、できるだけ子どもの前ではやらないようにすればいいのです。

この語り方は勇気づけられました。スマホに夢中になっては、「スマホに子守をさせないで」のスローガンに心を削られていたわたしには、とても優しい文章に感じました。

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※ このポスターはきついです。赤ちゃんにスマホ画面を見せると赤ちゃんの育ちをゆがめるんですって。元素図鑑をぐるぐる回して見せてあげてた旦那大ショック。



本書の著者は読書を指導してきた方なので事例の紹介はあるのですが、統計の話はたった1つしかありません。しかも、読書が習慣化している子供は3人に1人という話で、著者が本書に書く効能を補強するもではありません。
「学力」の経済学」を読んだあとだと、根拠に乏しいなあと思わないではいられません。
読書が有効な教育法であるかどうかよりも前に、親の希望として本が楽しめる子になって欲しいと思っているので、本書が挙げたノウハウに異論を唱えるつもりはないのですが、主観的だなあとは思ってしまいます。全体的に効能を盛りすぎだし、たとえば「大人になって成功する人はみんな読書家」などという話はちょっと引っかかります。
しかし、この本を紹介していたトピシュさんが

読書習慣がない親向けの本としてはこれぐらいじゃないと厳しいところがある

とおっしゃっている通り、「「学力」の経済学」を読んでいないわたしがエビデンスてんこ盛りの本を手に取ったら、挫折しているかもしれません。


本書では読み聞かせがうまくいっている目安として、子供が繰り返し読んで欲しがる一冊が出てくることを挙げています。そして、読み聞かせていないときも、子供が本を「眺めている」時間を作るのが良いそうです。そういう意味では赤ちゃんも「読書」をするそうです。
たしかに娘も本を眺めたりめくったり、破いたりかじったりしています。(図書館で借りた本をかじらないようにするのが大変です。)
読書家に憧れている母から一歩進んで、本物の読書家になって欲しいなあとわくわくしています。
そして、本書で読書記録を勧めている通り、借りた本や買った本は表紙の縮小コピーをスクラップブックに貼って、楽しい読書記録ノートにしています。

抱っこして、どこへでも歩いていこう。

お出かけ 育児

この夏は、旦那さんの実家とわたしの実家、両方に顔を出すことができました。
7月には義母の待つ新潟に、3人で一泊させてもらい、義父の一周忌と初盆をしました。
半年ぶりに義母に会い、娘をかわいがってもらえて良かったです。


8月は千葉のわたしの実家へ。旦那さんは具合が悪いタイミングだったので、娘と2人だけで帰りました。
意外なことに、娘と一緒に帰るのは初めてでした。いろいろ買ってもらえるかなともくろんだのですが、車必須の地域でベビーシートを持っていないのでどこにも行けず、一泊二日をだらだらと引きこもって過ごしました。


話は唐突にベビーカーのことになります。


幼児のいる親戚から、実家を経由していろいろおさがりをいただいています。
抱っこ紐3つとジャンパルー、それにベビーカー。
親戚は数年前までアメリカに住んでいたので、これらの赤ちゃんグッズは全部アメリカで購入したものです。そのためかベビーカーは恐ろしく大きく重く、両手でも持ち上げられないほど。日本の町中ではちょっと使えそうにありません。
ベビーカーがいただけることになった時点ですっかり期待していたので我が家では買わないまま半年過ぎました。しかしいったん我が家にまで来たものの、あまりの大きさのため玄関に入れることができず!実家にとんぼ返りしてしまいました。


それでは自分で買いましょうということになるのですが、どれがいいのかわからず、そして正直に言うとどれも非常に高価に感じてしまいます。
抱っこ紐はアップリカの新生児対応のものを2万円も出して買ったのに、良いものを3つもいただいてしまったので、抱っこ紐セレブ。逆にベビーカーは全くないなんて、うまくいかないものです。
でもあまり不便を感じていません。どこへでも抱っこで出かけていってしまいます。かえって身軽なのではと思います。


娘はまだ7キロほどですが、たぶん12キロくらいまでは余裕で抱っこだけで過ごせそうです。
なぜかというと、妊娠前の体重が今の体重からプラス12キロほどだからです。重いはずがない!


7月に実家に帰った時に、母が「ベビーカーって高いのねえ...」と漏らしていたので、プレゼントしてくれるつもりだったようです。かなり嬉しいけど、そんなに悩んでしまうようなら本当に不要かも。
わたしはますます意気揚々と、どこへでも抱っこして歩いていくから大丈夫!と宣言しました。


来年度の保育所の申し込みがいよいよ来月から始まるので、どこの保育所が良いか希望を決めておく必要があります。
できれば認可に入りたいというだけで、選り好みするつもりはないのですが。
しかし通えない保育所には入れないので、必然的に徒歩圏内になります。
今、Googleマップの「マイマップ」に、検討したい保育所を片っ端からマーカーにしていて、ここから希望を絞っていく予定なのですが、自宅から半径1Kmの範囲を見ると、認可非認可全て入れて20箇所近くもの保育所が収まります。
申込書の書式が去年と同じなら、8個所の希望が書けるようになっているはずなので、この20か所から絞れば、もう希望欄が埋められそうです。


暑い日や雨の日もと思うと大変かもしれませんが、片道1Kmくらい、抱っこして歩いて通ってやるぜーとやる気満々です。

非常用持ち出し袋を作りました

生活 買い物

今更?って感じですが、非常用持ち出し袋を作りました。
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今年4月の九州の地震。そのちょっと前に東京でも地震がありました。
こちらが揺れた後での大きな地震ということで、本当に戦慄しました。
当時3か月の乳児、方向音痴の猫、そして投薬治療中の旦那さんを抱え、健康なのはわたしだけ。
せめて非常用持ち出し袋は最低限整えて、避難がちょっとでもスムーズになるようにしようと思いました。

そしてちまちまとグッズをそろえはじめ、半年近くも経過した最近、ようやく持ち出し用のリュックにだいたいのモノを詰め込み終わりました。
ほとんどAmazonと100円ショップで揃えました。

持ち出し袋

まずはリュックです。震災直後は、似たような安いリュックが次々に値上がりし、そして売り切れていくのが見て取れました。
目立つ色をと思い、オレンジ色のリュックを2つ購入しました。

もしかしたら腕時計以来の旦那さんとのお揃いかも。

ヤッケ

何年も前に屋久島旅行に行ったときに、必要だと思って2人して買ったヤッケ。結局1度も袖を通すことなく2度の引越しをともにしてきました。水を通さず軽くて保温性もある優れものですが、普段から着ることはおそらくなさそうなので、持ち出し袋と一緒に保管して、着て/持って避難できるようにします。

わたしのとぴったり同じのが売ってた!こういうのってデザイン変わらないんですかね。

持ち出し袋の中身

ここに詰めたものをリストアップしてみます。

懐中電灯

懐中電灯は旦那さんに選んでもらいました。LEDで、かつランタンのように置いて使えるものです。旦那さんが持つために大きめのものを、そしてわたしが持つために小さめのものをそれぞれ購入。対応する替えの電池(それぞれ違う)も揃えました。

十徳ナイフ

旦那さんのリクエストでこれを1つ買いました。ハサミや缶切り、ドライバーなどがコンパクトに畳まれていて、男の子がわくわくしそうなツールです。

VICTORINOX(ビクトリノックス) トラベラー PD 保証書付 1.4703 【日本正規品】

VICTORINOX(ビクトリノックス) トラベラー PD 保証書付 1.4703 【日本正規品】

非常食

Amazonではこれが目を引いたので買ってみてしまいました。非常にコンパクトなので持ち出し袋の底に1つずつ入れました。

井村屋 えいようかん 5本

井村屋 えいようかん 5本

それから、レトルトのおかゆ。これは開封してそのまま食べることもできるので(もちろん温めたほうがおいしいですが)便利と思い、2つずつ入れました。少々かさばりますが仕方がないです。


食事を摂りやすいよう、100円ショップでプラスチックカップとスプーン、フォークを購入し、洗浄後ラップで保護してそれぞれ同量を持ち出し袋に入れました。写真右上に見えているやつです。すごくかさばるんですが、必要なのかな・・・?


非常食の備蓄に、ローリングストックという考え方があることを区の防災パンフレットで知りました。

ローリングストック法は日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法。この方法なら普段から食べているものが災害時の食卓に並び、安心して食事を採ることができるはずです。

できることから始めよう!防災対策 第3回‐内閣府防災情報のページ

ウチでは飲み水の給水器を導入しているほか、レトルトのおかゆやパスタをコンスタントに消費するので、いつでも少し残っている状態にするよう心がけています。


持ち出し袋の外側の左右のポケットにも、500mlのペットボトルの水を差しています。2本ずつの計4本。消費期限に注意して、きちんとローリングするのだ。


ビスコ缶は、缶がかわいくて買ってしまいました。

江崎グリコ ビスコ 保存缶 30枚

江崎グリコ ビスコ 保存缶 30枚

これは持ち出し袋ではなく、食器棚の扉の中に収めています。


軍手、救急用品

軍手は100円ショップでも1つづつ買いましたが、Amazonではこんなコンパクトなものもあって気になったので買ってしまいました。

光 非常用圧縮セット 軍手とタオル

光 非常用圧縮セット 軍手とタオル

10年以上前に購入していたアルミシートも入れました。こういうやつです。

KAKURI サバイバルシート(防寒・保温シート)

KAKURI サバイバルシート(防寒・保温シート)

耐用年数ってあるのだろうか?


救急用のガーゼばんそうこうは100円ショップで揃え、箱をつぶして省スペース化してからそれぞれ同量を持ち出し袋に入れました。
うちは消毒にはオロナイン派で、家のあちこちに大小さまざまなオロナイン軟膏の瓶がありますが、持ち出し用にはチューブ入りです。

冬に大量購入してまだ余っているマスクも入れました。

メガネとコンタクトレンズを常用しているわたしは、買い替え前の古いメガネと、コンタクトレンズの替え、それに洗浄液を入れました。わたし限定の必需品としては、あとは生理用ナプキンです。


下着はそれぞれ、もう着なくなったけど捨てるほどぼろくもないという状態のものを2組ほど詰めています。
わたしはブラ代わりに産院で購入した乳帯を入れています。(実は今でも普段から愛用している。すごくラク!)
女性はぜひ乳帯を持ち出し袋に入れておくことをおすすめします。カップの型崩れを心配する必要もないし、体積もとりません。

ダッコ dacco 乳帯 フリーサイズ(バスト79cm~108cm) ホワイト 1枚入

ダッコ dacco 乳帯 フリーサイズ(バスト79cm~108cm) ホワイト 1枚入

100円ショップに1回分の簡易トイレが売っていたので、3つずつ購入して詰めました。

赤ちゃん用品

おしりふきは旦那さんの持ち出し袋にも1つ入れていますが、おむつガーゼハンカチはわたしのほうにしか入れていません。
今書きながら思ったのですが、旦那さんのほうにも同じだけ入れておこうっと・・・。
オムツは現在Sサイズですが、サイズアップするときはこちらも差し替えなければ。
ミルクは普段からキューブタイプなので、ローリングしながら持ち出し袋に入れておくこともできるのですが、哺乳瓶が1つしかないし、母乳でどうにかなるかなとふんでいます。でもあらためてこうして書いてみるとやはり不安。。。


あああ、離乳食が始まったんだった。瓶詰を入れておこう!!(リストに追加。)


小銭など

10円玉を含めた少額のお金を入れました。

それから筆記具とメモ帳

ライフ アウトドアノート B6 O998

ライフ アウトドアノート B6 O998

参院選の時に話題になったユポ紙を使用しているこのノートを2冊求め、それぞれのリュックに収めました。
ノートの最初の2ページには自宅や勤務先、実家や家族の住所や電話番号を書いてあります。
それから保険証と通帳のコピーをとってノートに挟みました。


こうして揃えながら詰め込み、そしてリストアップしていると、あとからあとからあれも入れたい、これも入れたほうがいいのかなと思えてきて困ります。袋はかなり満杯ですが、今は「タオルを入れなきゃ・・・」と思っています。


まだまだ持ち出し袋は完成していません。定期的に見直す機会を設けたいと思います。