Still Life

残念IT系母ちゃん。旦那さん、娘1歳、猫の4人暮らし。

動物のサイズによって、一生の持ち時間、エネルギー量、行動範囲から体のしくみまでもが違ってくるというお話。
時間は皆平等に与えられていて、同じ間隔で過ぎていくものという思い込み(というか人間独自の計り方)をゆるがしてくれる。

印象深かったのは、人間は意外と大きい動物で、行動範囲で言ったら4tの動物に匹敵するということや、呼吸器系循環器系を持たないでも生きられる生物のサイズには限界があること、ウニやヒトデに代表される棘皮動物は、身近なのに宇宙人のように理解しがたい生き物に感じられてきたが、サイズや行動からデザインを考察すると謎が解けてくるという話。

それから「なぜ車輪動物はいないのか」という部分は、昔読んだことがあるような気がするのだが、国語の教科書かテストに出たのだろうか。ここだけデジャブだったが、最後にサイズの小さいバクテリアのなかには、鞭毛を回転させて移動するものもいるというどんでん返しが待っていた。