Still Life

残念IT系母ちゃん。旦那さん、娘1歳、猫の4人暮らし。

2011年上半期に読んだ本

「システムエンジニアSF」のうたい文句にぐっときて購入。やさしくてラノベ感覚でさらっと読めた。「夏への扉」は面白かったけど「ハイペリオン」は挫折した、SFがちょっと苦手なわたしでもとても楽しめた。SFというよりも、恋愛小説に近い。

最初はちょびっツとかタチコマとか連想しながら読んでたけど、単語や話題のチョイスがSEらしいところにぐっときはじめた。あと一歩じゃなくて、あと1ホップとか(笑)。そして、贖罪の理由がわかったあたりからは100%引き込まれて一気に読んだ。

すごいと思ったのは、ネットワーク技術満載なお話の中に、点字や義肢が重要なインターフェースとして溶け込んでるところ。
逆にひっかかったのは、人工知能「だけ」の異様な発達ぶりと、野上の予測どおりすぐる「準備された大団円」が、ちょっとなんだかなあと思ってしまう。
特に、いくら自分のプログラムでそうなったからといって、あの二人がくっつくことを当然の結末のような予測をしているなんて、くっついた事実そのものよりも驚いた。本当は、予測したあらゆる事態に対して、同じ精度の結末を用意していたのかなあ。

ともあれ楽しめた。これを読んでからネットワーク試験の勉強始めてたら、妄想効果が加わって効率が良かったかも(笑)。今年こそは!

絵のアンバランスさは、わたしには好感が持てる。期待できる。

支倉 凍砂
メディアワークス
発売日:2006-10

2巻までを数年前に読んでいたので、だいぶ間が空いたが、古本で入手できたので読んだ。
行商人が主人公ってけっこうめずらしいお話だと思う。このシリーズを読むと、商人らしい考えとか筋の通し方とか垣間見れるので、同じ会社の営業さんたちが好きになる(笑)。
鉱物好きなわたしとしては、黄鉄鉱が取引の品になったのも楽しかった。
ホロはどうして花魁言葉なんだろうと思うとそこにも何か物語があるのかもしれない。
全ての絵が手抜きに見える。もっと手のかかるアングルやポーズでも丁寧に描いて欲しい。文章だと街の様子が目に浮かぶように生き生きと描かれてるのに、絵の手抜き加減はどうなのか。これならいっそ絵は無いほうが良い。

有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2011-04-23

図書館が武装しているというアリエナイ設定で、新人隊員とその教官のラブコメという、アリエナイほど古典的な話。タイトルから勝手に想像していたイメージとはかけ離れていた。
展開はわかりやすくテンポもいいので読み進むが、会話などはとくに、作中の表現で言うところの「痒い」ものを感じた。
気恥ずかしく、早く終わってくれと思いながら読んだ。

支倉 凍砂
メディアワークス
発売日:2007-02

村の平和のために先人が骨を追ったことを口では感謝していても、あぐらをかき浪費する一方で、守ろうとも理解しようともしない小さな村の人々。
いろんな事情で故郷をあとにし、旅に暮らしてきた人達だけが、そんな村の様子を客観的に見守る。
震災の後だからか、故郷とか村意識とかについて考えてしまった。

パンではない粉モンで村を助けるアイデアを出したロレンスさすが。
全体的にホロが妙に素直だった気がする。
相変わらず挿絵が残念。

高校生の頃を懐かしく思うとかいう気持ちにはならなかった。
自分自身と比べると登場人物がみんな大人びすぎているからか、同学年の異母兄弟とか妊娠とか、微妙に非日常だからか。複雑な家庭事情を抱える主人公達や、それを知ってても知らずとも誠実に見守る友達たち。みんな大人すぐる。わたしは高校生のときはなーんも考えてなかったもの。ある意味うらやましい。読後は爽やか。

植木 もも子
日東書院本社
発売日:2011-02-28

少しずつ自炊を始めています。本屋にはたくさんのレシピ本があって最初は目移りしましたが、「あまり手が込んでいない」「持ち歩きできる」「フォーマットが一定している(ページをパラパラして材料がふかんできる)」を条件にしたら、たった2冊になりました。
この本はそのうちの1冊。鞄に入れて、買い物時に持って行くようにします。目を通したところ、メイン材料別で分量も用意しやすい、作りやすいようになっているようです。わたしにとってはちょっと手の込んだレシピも紹介されているので、挑戦しがいがありそう。活躍を期待。

少しずつ自炊を始めています。本屋にはたくさんのレシピ本があって最初は目移りしましたが、「あまり手が込んでいない」「持ち歩きできる」「フォーマットが一定している(ページをパラパラして材料がふかんできる)」を条件にしたら、たった2冊になりました。
この本はそのうちの1冊。メイン野菜別で引きやすく、写真が大きい。(つまり、手順が少ない。)メイン野菜のみをどーんと使ったレシピばかりなので、この野菜が残っちゃったけどどうしよう、というときに役に立ちそう。活躍を期待。

会社にあるけど家で参照したくて購入。UI系でいちばん使ってる。この本では、いきなりInterface Builderから切り離す手順を紹介しているので、面食らうが大丈夫。わたしはIB使用しているけど、ソースコードでおおよそどんな設定をしているのか予想がつく。わからなければ本の通り直接書けばいい。IBの解説がない分、UIオブジェクトそのものの使い方をじっくり解説してくれているので、おおいに参考になる。

「驚愕」を読み始めたら、それまでの話がまるで思い出せなかったので、1つ前のこれを読んだ。4年前読んだ時は「なんでココで終わりなんだー!続き早く出ろー!」と思ってたはずなのに、すっかり忘れている。

「分裂」で言及されている「例の誘拐事件」すら思い出せなかったが、これ以上さかのぼる気になれなかったので、放置。
読んでいる間じゅう「あれ・・・こんなにつまんなかったっけ・・・?」という気分。古泉はともかく、佐々木やハルヒも、こんなにうざったいしゃべりかたしてたっけ。

ともあれ、もう発売から4年も経っている。4年前高一だった読者はとっくに高校を卒業している。ろくに本を読まないわたしがラノベを読むきっかけを作ってくれたハルヒには大感謝だが、もしかしたら卒業していいのかもしれない。

などと思いながら読み終えてみると、「なんでここで終わりなんだ!早く続き読みたい!」な状態になってしまったw
★は1つ増やして2つにしておく。

仕掛けが少なく、わけがわからないまま読まされている感が強かった。キャラがたくさん登場するけど、一人ひとりの必然性がわからない。
そして後編も半分が過ぎたところでいきなり「はい明日解決するよ〜」といわれても・・・。
しゃべりかた、特にくどいしゃべりをするキョン、古泉、佐々木、藤原が全員似たような種類のくどさで辟易する。語彙が不自然なので音声再生されず、生き生きとしてこない。
このシリーズってずっとこんなだったっけ?続編は出そうな終わり方だったけど、もう次からは買わないな。

ヤマザキマリ
エンターブレイン
発売日:2011-04-23

友人から借りて、3巻を一挙に読んだ。ワンパターンの短編かとおもいきや、徐々に王政の行方も絡んできて、かなりおもしろいし、続きも読みたい。3巻からはタイムスリップ先の日本で建築士同士友情を育んだりして、飽きさせない。時代も民族も言葉も超えて通じ合うなんて、技術者カコイイ。なにより感動するのは、絵のうまさ。この時代のこの素材を線画にするなんて、よほど鍛錬してないと無理だと思う。

ワンパターンなにんじんジュースに飽きて来たので、バリエーションを増やしたくて、ジュースのレシピが沢山載っている本を探した。ぱっと見、レパートリーも多く、ミキサーを使っているようだったので買ってみてしまったが、いざ読んでみると、極端で宗教的な「効能書き」や「体験談」も多くて嫌になった。野菜やミキサーの誌上販売までしている。こんな団体のためにお金を使ったのがちょっとくやしいが、レシピは使えそうなので、材料だけ書き出しておこうと思う。

紺野 キリフキ
小学館
発売日:2006-08-22

シュールなのに落ち着く。癒されさえする。一年がよくまとまっている。謎もなんとなく解けたような良いまとまり方。あんまり解けてないけど。どうしてこんなに落ち着くのか考えたら、キリコの書く感想が、至極真っ当(と言っても言いいいものやら)だからかなとも思う。コジコジを懐かしく思い出した。


古川 昭夫,伊藤 晶子
コスモピア
発売日:2005-03-26

この本を買ったのはもう8年年前になるのか。一念発起して、多読用の本もかなり買い集めた。リーダー50冊以上、そのほか絵本や児童書も買い集めたものの、1/3くらい読んだあたりで何時の間にか挫折していた。本棚に美しく並んだ英語の背表紙はまさにインテリア。それを眺めてはもったいないなーと思っていた。もう一度挑戦してみようかな。やっぱり英語読めるようになりたいし。また1単語目からカウントする!
ところでこの本に収録されていたテキスト、全部読んだのだけど何ワードあるんだろう?早速カウントに入れたい。