出向先が窮屈で、なんだか鬱屈していた5月中旬、突然2人で一泊旅行することを思い立ちました。
急だしあまり詰め込みたくなかったので、近場でと考えた結果、日光に行くことに。
日光へは何年も前に社員旅行として行っているのですが、あまり良い旅行ではなかったので、リベンジもはかりたかったのです。
そのときの旅行というのが、華厳の滝は霧がひどくて数メートル先も真っ白なレベルだったり、宿は古びて食事もダメなうえ、ビンゴゲームに参加させられたりと、むしろがっかりかげんが話のネタになるほどでした。
今回は奇をてらわず、日光といえば誰もが想像する場所に行きたいと考えました。
1日目は東照宮、2日目は華厳の滝と中禅寺湖を見て回りました。天気にも恵まれて満足の旅行でした。
車を持っていないわたしたちの旅行は、「昔から観光地としてひらけている」ところだととても良い旅行になる気がします。公共交通機関がじゅうぶん届いているからです。そうでない場合はもうタクシーに乗るしかありません。それはそれでリッチな良い旅行になるのですが、その贅沢さに抵抗があった頃は、かえってあまり動けずに時間を浪費してしまったものでした。
今回の日光は、駅から歩いて東照宮に行ったり、バスで中禅寺湖に行ったりできたおかげで、宿のほうにぜいたくすることができました。
三仏堂というお寺?は修理をしていたのですが、設置した壁にどーんと実物大の写真を貼っていたのが面白かったです。
眠り猫。案内表示がないと絶対見逃す小ささ。
東照宮の彫刻は、猫、猿、鳥といった身近な、架空でない、でも色鮮やかな動物ばかりです。