Still Life

残念IT系母ちゃん。旦那さん、娘1歳、猫の4人暮らし。

3013年2月に読んだ本

Kindleを持ち歩くことがだいぶ習慣になってきました。
わたしは目が悪く、手元の文字を見るときは眼鏡をかける必要があります。紙の本での読書では、かばんから本と眼鏡とを取り出すので、普通よりも読書にかかるまでのステップが多く、損だなあと思っていました。
Kindleでの読書でも、つい最近まで同じようにめがねを取り出していたのですが、3ヶ月目にしてすごいことを発見しました。


文字を大きく表示したら、めがねが要らないってことを!!


以降、1ページに7〜8行表示のKindleを、かばんのポケットからさっと取り出してすぐに読み始めるという快適通勤生活を送っています。
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あなたは、隣に立った人がこんな大きさの字で読書していたら、つい読んでしまわない自信はありますか?


乗り換えのときは片手にKindleを抱えたまま歩きます。そしてホームで電車を待つときも長蛇の列に並んでエスカレーターに乗るときも読み進めることができます。
めがねをかけるというステップがないだけでこれほど快適になるとは。
読んでたのはドグラ・マグラですが。


たぶん、満員電車でわたしの近くに立った人はおもいきり読んでいると思います(笑。
読めない漢字でいちいち辞書を出したり、たまにページを戻ったりしているので、一緒に読んでた人は相当イライラしたんじゃないかと想像します。
読んでたのはドグラ・マグラですが。


青空文庫で気軽にダウンロードして読み始めたら、すごく長くてびっくり。長いって最初に言って欲しい(笑)
しかし、こんなすごい小説がタダで読めるという文化の、環境の、なんと成熟していて恵まれていることか。こんな幸運の中にいてそれを傍受せずにいることのなんと勿体ないことか。まあ、それでも500円払ってラノベとか読んじゃうわけですが。

明治の昔に言文一致してくれた文豪よありがとう。そのおかげで私たちはあまり苦労なく70年以上前の文章を読みこなすことができます。

2ヶ月以上かけてちょこちょこ読んでいたので、精神に異常をきたさずに読み終えることができた。読んでいる途中、特に遺書の内容なんかでは、今読んでるのが何の文中の文で、いつ誰が読んでいるのかすらわからなくなって、いい具合に混乱した。古文の部分などかなり目が滑ったが、漢文の白文までは出てこなくて助かった。でも正木博士が語って聞かせてくれるその物語にも漢詩のような表現が出て来て、この作者はほんとすごいなと思った。

次々と読まされる謎解きの資料を読むことでのめくるめく大混乱を楽しめれば、かなり面白いと感じるのではと思ったけど、謎解きにばかり気を取られたのか、最後は無限ループに落とされたようでもどかしく終わる。



ざっと目を通したので記録。
日本語タイトルは「エンジニアのための」だけど、実際はシステム管理者のための本。対象読者にはっきりと「プログラマは対象としていません」と書かれている。
とはいえ内容は、一般的な時間管理についての話を、ITエンジニア全般に馴染みやすい表現で書いているに過ぎない。
時間管理本好きには馴染みの内容に、突如ニッチな話題が紛れていておかしくなってしまう。
具体例はあるある話満載で、しかも改善のヒントまである。
ピングに警告音オプションをつけるアイデアから、ユーザーを怒らせずに追い返す方法まで。
make自分で書いたことがないのでこれから参照するかも。
顧客のためのUIを設計すると大変なコストがかかるが、ExcelVBAで代用させてしまえる例など、つい壮大なシステムを計画するだけで終わってしまうわたしには強烈だった。
そしてそれらにサンプルコードまでついている。
ITに関わっている人なら目を通しておいて損はないと思う。ライフハック系のブログをまとめ読みするよりも満足感が得られる。
他に印象的だったことを箇条書き
・コマンドウインドウはコストがかからないので、一つの窓であらゆる作業をしないこと。本文中の例ではコマンド、ログ、コンフィグ編集、作業確認用の4つの窓を作成している。
・「ある日、驚くべき最適化を思いついたのです。Usenetを読むのはいっさいやめることにしました。」
・とにかく着手する