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Still Life

残念IT系母ちゃん。旦那さん、娘1歳、猫の4人暮らし。

物語を欲し、物語に縛られる

なんか情緒的なタイトルをつけてしまった。


単に物欲を満たしたいだけなのに、買い物に理由をつけることがあります。自分へのいいわけです。高価な買い物では特に。
わたしはそれを、自分の中で「物語を欲する」と表現します。
自分に心地よい物語を作って、それだからこの買い物には意義があると思うわけです。


過去のわたしの趣味の中で、2大お金のかかるものは

  • お人形(スーパードルフィー)
  • バイオリン

です。
お人形は幸いなことにトータルでも5万くらい(たぶん・・・)しか散財していませんが、全部友人に譲ってしまい、手元には何も残っていません。
バイオリンには楽器に何十万も、そしてレッスン代にはそれ以上のお金をかけています。もちろんその分技能も身についているハズなので、お人形と違って残るものもありますが。それに1年以上練習していませんが、諦めてはいません。きっと練習やレッスンを再開します。


お人形が趣味だった頃によくお人形関連のサイトを見て回ったわけですが、頻繁に使われていたワードとして「運命の出会い」があります。
もちろん欲しいお人形を見つけてしまって、散財したときに使います。
もう何体もお人形を持っている人が、今月もまたもや運命の出会いをしてしまったなんてブログを、妬まし羨ましく読んでいたものです。


バイオリンを手に入れる時はキラキラした複雑な物語がありました。わたしのバイオリンに名前がついているのも物語があるからです。運命の出会いです。

でもその物語を構成してくれた人物と疎遠になったとたん、物語もなんだか色あせてしまいました。
物語に縛られていたようです。
物語に固執してしまい、冷静な購買判断すらできなかったのではないか、普通に楽器店に行って、レッスンの先生や店員さんにアドバイスをもらいながら買い物をしていれば、結果的にはもっと良い楽器が手に入ったのではないか、こんなことすら思っています。
心のどこかでそう思っていても、今わたしの手元に来てしまっているバイオリンがかわいそうなので、わたしはこの楽器が気に入っているんだー!ということにしています。
結局まだ物語に縛られています。


そんなふうに物語の罠にハマってしまうと、抜け出すのがけっこう大変です。
ここ最近ハマってしまった罠は、ベビー布団に関することです。


妊娠5カ月の頃から、実家の母に言われていました。
「あなたが使っていたベビー布団があるから、一度見てみて、もし気に入ったら使って」と。
つまり40年前の使用済布団です。
田舎なので布団なんてかさばるものでも何十年も保存できるのでしょう。


そもそも、母の布団に対する執着はすごいものがあると常々感じています。昔の人は皆そうなのでしょうか。
今のマンションが東京よりも広いとわかるや、来客用に仕舞っておきなさいと古い布団を2組も押し付けてきたのです。古いしものすごい重量だし襟カバー代わりに母がタオルを手縫いでつけているしでいろんな意味で重たいです。
母が言うには、昔の布団のほうがいい、今の布団は綿ではないから全部ダメなんだそうです。わたしは重たいほうが嫌だけど。


来客用布団はかなり強く断ったのですが、絶対に必要だからと押し切られました。
結局押入れに仕舞われているわけですが、早速出産後手伝いに来てくれる予定の義母に使ってもらえそうなので、ほら必要だったじゃないのと母にドヤ顔されそうですw
数年のうちに闇に葬り去るつもりです。子供の荷物が増えたとか言い訳を用意しているあたり、なにげに実母に気を使っているらしい自分がうっとうしいです。


で、ベビー布団です。
母なりにも気を使って、「一度見てみてから」などと言っているわけですが、わたしも「母の布団への執着」に苦々しく思いつつも尊重してあげたいと思っていたようで、むしろ喜んで「見てみる」と答えたのです。
実際に見てみると、やっぱり重いし色あせているしシーツなんてシミがあるしで、全く気に入りません。でも「使えなくはないな」とも思ってしまいました。
長くは使わない布団に1~2万かけるなら、気に入らなくても我慢して使ってしまったほうが経済的ではとも思ったのです。
そして何より、今思えば、「わたしが使ってた布団を娘に使う」というところに、物語を感じてしまったんだと思います。


あまり気に入ってはいないと意思表示をしつつも、貰って来てしまいました。
そして、1カ月くらいベビーベッドに敷いておいて日々眺めていたのですが。


やっぱり気に入らねえ!!!


ある日思いが反転し、そのままAmazonのお急ぎ便で、新しいベビー布団セットを購入してしまいました。

常々そろそろ買わなきゃと思っていた抱っこ紐も一緒に購入し、ついでにAmazonファミリーにも入会しました。えいやと思ったときは何をしでかすかわかりません!


翌日届いた新しいお布団は、やっぱり清潔そうだし軽々だしでとても気に入り、わたしの心もすっきり晴れ渡りました。
こんなに、こんなに「物語」に縛られていたのかとびっくりしました。


こういう心境は、きっと旦那さんはよくわからんと両手を挙げることでしょうけど、2組もの来客用布団を置くことも、ベビー布団をもらったり買ったりを忙しくしていることも、全部受け入れて見守ってくれています。


結局新しい布団を買ってしまったわたしに、「良かったね」と言ってくれる旦那さんを大事にしたいですってのろけでこの記事を終わりにします。

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