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Still Life

残念IT系母ちゃん。旦那さん、娘1歳、猫の4人暮らし。

わたしの忙し自慢

現在わたしは乳児と猫とで家にこもり、ろくに掃除も料理もしない堕落生活を満喫している。でも周囲、特に家族親族はわたしの健康と生活をとても思いやってくれるので、むしろ申し訳なくなってくる。

自分でも信じられないが、こんなわたしも仕事で忙しい時はあった。

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技術職である以上、忙し自慢は自分の能力不足を自慢しているに等しい。そしてこんな風に忙し自慢の記事を書くわたしも言わずもがなの残念プログラマだ。

最初の会社を2年で辞めた理由のひとつは、自分のプログラミング能力の無さから徹夜になったことが数度あった後、その時の社長に「女なのに徹夜するとは思わなかった」と言われたことだった。
揶揄でもなく純粋な驚きの言葉だったので、悪気は感じなかったが、その日は労いの言葉もない上に女なのに女なのに連発されて閉口した。
しかしWindowsパソコンの電源の入れ方を知らなかった新人が数カ月後にUnix-Cに苦しんで徹夜していたわけで、そこはマネジメントという概念が全くなかったその時の会社にも大いに責任があると思う。そこでわたしの徹夜自慢の筆頭はこの時のこととなる。
ついでに自慢するとその会社では、わたしは同時期に入った新人の中で一番長く在籍した。唯一の女性社員として掃除と雑費会計もやっていた。

そしてわたしの徹夜自慢は急激にトーンダウンする。
現在の会社に転職して非常に恵まれるわけだが、それでも何度か徹夜しているのは残念プログラマの所以だ。
例えば仕事量が多くなってしまった別案件の後輩の手伝いを買って出る。切り分けできる部分のコーディングを土日にやっとくよ〜と先輩風吹かせて引き受ける。出来上がったそのファイルの日付が月曜朝4時とかになっている。すごくカッコ悪い。しかも実は取り掛かったのが日曜の夜。なめてるのかと怒られそうなので絶対秘密だ。

これは全然生ぬるいほうで、ほんとに情けない徹夜エピソードは書くのも耐えられない。しかし安請け合いしていつまでも取り掛からず、ようやく重い腰を上げてやってみたら翌日の朝にというパティーンがほぼ当てはまり、全く成長していない。要するに自分のマネジメントができていないのだ。最初の会社を悪く言えない。

突発的な徹夜などまだ良い。数ヶ月、あるいは1年2年の長期にわたって忙しいことがある。忙しさがデフォルトになってくると、自分をどうマネジメントすれば良いか本当に分からなくなる。トライエラーの機会は無限にあるのにやはり全く成長していない。

経験上、以下の状態になったら要注意だ。こんなになるまで頑張っちゃったんだよ自慢でかっこ悪い。

月が分からない

今が何日かどころか、何月かがわからなくなる。どうせ毎日会社に行くので曜日の感覚は不要になる一方、月が分からなくなると通勤定期が切れているかどうかが判断できない。

季節がわからない

半袖のカットソー1枚でいつまでも過ごしていたら9月下旬になっていて、ある日急に震え上がるような寒さを感じた。それまで全く何も感じていなかった。暑さ寒さも、周囲がどんな服を着ているかすらも。
時々季節外れの服を着ている人を見ると、わたしはあー激烈に忙しいんだなと思う。母は「朝家を出るときにそういうことを指摘してくれる家族がいないんだなと思う」と言っていて、寂しさが追加されてしまった。

飼い猫に久しぶりとか言う

ひどい。ごめんよ。そして健康でいてくれてありがとう。

驚くことにこんな状態でも、いや、だからこそなのか、深夜に帰宅してからのネット徘徊はやめられなかった。
今、有り余る時間を有効活用せずにやはりネットを徘徊しているので、忙しいかどうかなんてわたしには関係がないらしい。
わたしは普通に経済的な理由で来年度から働くことになるとは思うが、たとえお金持ちでも、わたしに限っては子を預けてでも仕事をしたほうが、いろいろな点でいろいろなことがマシになる気がする。