Still Life

生活の記録。

つらい時、相手にどうしてほしいのか、自分でもわかっていなかった

ちょっと辛い出来事がありました。

その事実を伝えてくれた人は実に淡々としていて、絶句するわたしに対しても必要以上の説明を加えませんでした。ましてやなぐさめたりスピリチュアルなことを言い出したりなんてこともありません。
外出している先から旦那さんにメッセージ入れても返ってきたのは「了解。」
信頼している者同士の、言葉によらない気持ちの疎通がありました。


ぼんやりとしていたわたしに2歳児が「なんでしずかなの?」と聞いてきます。
お母さんね、悲しいことがあったの。${2歳児}ちゃんもお父さんもがうちーもいてくれるのになんだか寂しいの。
そう説明すると、「${2歳児}ちゃんが抱っこしてあげる」と、わたしの頭を抱えてくれました。${2歳児}ちゃんもお父さんもがうちーもみーんなお母さんを抱っこしてあげるよ。

挨拶の使い分けもものの頼み方もどんどん学習している2歳児ですが、お母さんの慰め方なんて事例での練習経験なんて皆無です。
お母さんが悲しいと言った。抱っこしてあげる。
すぐに自然に、自分のできることを言ってくれた、2歳児の心の豊かさ、大きさ、そんなものに、わたしはすでにこんなに助けられてしまいました。
優しい2歳児。わたしはこの子がいてくれて本当に良かった。こんなことをできるのは${2歳児}ちゃんだけです。


わたしは普段、とにかく説明を求めていると思います。
信頼できる人に対しては、最初から丁寧に、わたしにも理解できるように説明せよと、そう繰り返していて、ずいぶん無茶なことを言っていると思います。
そして、懇切丁寧な説明を今からすぐにせよと迫るわたしを前に、ただ考え込んで黙り込んでしまう旦那さんに、イライラしてしまったことが1度や2度ではなかったと思います。

一方で、わたしは今2歳児のかかりつけになっている小児科の先生が大好きです。
優しそうでにこやかですが言葉数が少なく、症状についてもう少し説明を求めると、まっすぐ壁を見て早口で症名と特徴を暗唱した通りという感じで言います。聞き取れませんw
そういう部分がすごく誠実に感じるんです。

相手の心境を思いやり、黙って見守ることができる人、
答えのない難問に対して、熟考することができる人、
そんな人を尊敬し、見習えればと思います。

わたしには旦那さんと2歳児が家族でいてくれてこれ以上の幸せはないと思っています。