Still Life

生活の記録。

独身時代の散財は身を助ける(こともある)

家庭を持って自由に使えるお金が少なくなった時に、独身時代の背伸びした買い物に助けられるってことがあります。

一泊二日の青森納骨行脚の時、手荷物を減らすために2日間礼服で過ごすという手段を取ったのですが、この時履いた黒のシンプルハイヒールは、独身時代にデパートで買ったそこそこ良いものです。
もし今、礼服に合う靴がなければ、5,000円程度のものを適当に選んでしまうところです。そして2日間みっちりと13キロの子供の手を引いたり抱っこしたりしながら移動していたら、間違いなく足を痛めていたでしょう。
買った当時は「あまり履かない礼服用の靴なのに・・・」と思いながらクレジットカードを出したのですが、その時のわたしに今から感謝しに行きたいです。

基礎化粧品は10年後の肌を作るとどこかで読みました。今のわたしに肌トラブルがほとんどないのは(シワを除く)、10年前のわたしがデパートで化粧品を購入していたからです。
今でもファンデとパウダーだけはデパートで購入しており、大きな出費となっていますが、それでも自分のこだわりを決め、「ファンデだけは」と絞ることができたのは、独身時代の約20年間試行錯誤したおかげです。ニベア最強。

こういうモノたちのおかげで、わたしは今、稼いだお金を水回りのリフォームや食洗器、ダイソンのルンバに使うことができるのです。

つい散財してしまう・・・という若い方には、どうせ散財するのなら、自分の身につけるモノに対して、背伸びして良いものを探したり試したりすることをお勧めします。後々の自分を助ける可能性がちょっとだけあります。

f:id:Aodrey:20181025142251p:plain:w320
そんなことを考えながら今の自分の持ち物を振り返ってみると、ちょっと無視できない事実につき当たりました。

今愛用している鞄は独身時代の背伸びでも足りないハイブランド品で、これは5年以上前に母から貰ったのです。それから次に愛用している肩掛け鞄は、15年も前に付き合い始めの頃の旦那さんがプレゼントしてくれたものです。礼服に合わせる真珠のネックレスも母からのもの。案外、独身時代の背伸びでは足りないくらいの身の丈を超えたモノを、母や旦那さんから貰っていて、それで助けられているのです。

そうすると、若い女性の皆様は、おしゃれやお化粧にうんと背伸びして頑張って、素敵なバッグや服を恋人に買ってもらえるようにすると、それがやっぱり後々の自分を助ける可能性がちょっとだけあります。
男性の場合はどうなのでしょう。成功した芸人さんが後輩にいっぱいおごってあげるとか良いものをゆずってあげるとかって話を見たことがありますが、そういうので助けたり助かったりするのでしょう。

さてしかし、わたし自身は2歳児がお金のない若者になった時、ハイブランドのバッグをあげたりできるほど、蓄財しているでしょうか。
母の時代との違いはあるものの、ちょっと難しい気もします・・・。
わたしはもう、こんな話をしている場合ではなく、もっと長い目で見たお金の使い方を考えないといけない年齢なのでした。