Still Life

生活の記録。

頭半分小さな子

先月、保育園で運動会がありました。

ブログでは何度か書いていますが、うちの子はおチビさんです。運動会で子供達だけで並んでいるのを見ると、同年齢のどの子よりも頭半分ほど小さいことを改めて実感しました。
1月生まれという点を差し引いても、一人だけ凹と小さく見えます。
そんな2歳児、入場行進もかけっこもきちんとできたのに、お遊戯が全くできていなくて笑っちゃいました。

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でも、2歳児ができていないことをニコニコと見ていられるのは、本人が保育園大好きなのと園も受け入れてくれているからにすぎません。
自分自身が集団での行動が大の苦手だったことを思い出して、これから先に漠然とした不安を覚えました。

ふと気が付くと皆別の場所に移動していて自分だけ取り残されていることが何度もありました。
探しに来た担任に、怒りを堪えて押し殺したような声で「ほかの子と同じことができるようになりなさい」と怒られたこと。そうでない時は大声で「こんな子初めてだ」と嘆かれたこと。
クラスメイトにみそっかす扱いされていた低学年のうちはまだ良かった。年齢が上がればそういうわけにもいかなくなる。
友達に恵まれた高校時代でも、やはり移動の伴うイベントは苦手でした。

わたしは大人になって自分の環境を取捨選択できるようになることで、ずいぶん人生を楽にすることができたけど、2歳児の子供時代はこれからなのです。
楽しいことはいいけれど、そうでないことも1から経験しないといけないことに、わたしが体験するわけではないのに愕然としてしまいます。
わたしが大人になって大きく実感したことの1つは、「逃げてはいけない環境などない」ということです。だから子供には、逆に「学校なんか行かなくてもいい」などという提案を、あまりに安易にしてしまいそうです。

2歳児はしかし、園内では人気があるようです。そんな話をよく先生がしてくれます。なんだか信じがたいですが、まさかリップサービスってことはないでしょう。
なんだか信じがたいことですが、そして当たり前のことですが、2歳児はわたしとは全く別の人生を歩んでいるのです。
体育の授業をこれから12年も受けさせられること、毎年運動会や遠足や課外授業があることを、わたしが嘆く必要は全くないのでしょう。
追体験を恐れるどころか、全く別の角度からの、想像もしなかったような楽しい子供時代を、もう一度教えてくれるのかもしれません。