Still Life

生活の記録。

お洋服たたみ屋さん

2歳児の言葉習得はめざましく、大変興味深いです。てにをはを時々間違え、動詞の活用は頻度の低いものは間違える。それでも気にせずどんどん運用し、正しい日本語を身につけていっています。

いろんな細かいエピソードを記事にしたいと毎日のように思いながら、つい後回しにしたまま忘れる日々。勿体無いので思い出せる範囲で書いておこうと思います。

文法を着実に学んでいる

ヒトの子を育ててみて初めて知ったのですが、彼らは少ない経験から法則を学び取って見事に習得していきます。大人が外国語を学ぶ時のような「疑問詞5: なぜ」といった教科書がないのに、着実に事を運んでいくのがすごいです。その上試すことにちゅうちょせず、何度間違えてもくじけませんが、数度間違えただけで習得してしまうのです。最近一番関心したのは、人形にタオルを巻いて端を結んでやり、「むすんだれた!」と言った時です。そしてその感動も間もなく、いつのまにか「むすべた!」と言っているのです。

造語を楽しむ

語彙の少なさは造語でカバーしますが、一方で大人たちが何それ?どういう意味?と聞くのが面白いのか、そういう時用の謎単語があります。「バーキー」です。この単語を持ち出し、大人が何それ?どういう意味?と必ず聞くという会話のパターンが出来上がってしまいました。おそらく似た理由で登場した「コンバート」は実際に意味があるという(おそらく彼女にとっては)衝撃の事実があったので、最近は特に慎重に「バーキー」に限定しているように見えます。何それ?どういう意味?と聞かれると思ったら、「がうちーコンバート!?いやだよがうちーコンバートしないでよw」「がうちーをコンバートしちゃうの?どうなっちゃうの?」という新たな会話の展開になってしまい、予想に反して2歳児はそれ以上会話を継続しませんでした。

発音は日本語でパッケージされてしまった

2歳児は、喃語時代には世界中のあらゆる言語の発音を試していたように思いました。偶然綺麗な英語のr音を発した時など、どんな外国語も習得する可能性があるんだと胸を高鳴らせた親ばかです。
でも単語を発するようになる頃にはすっかり日本語発音のみが残った状態に。その上50音の中でも、ローマ字表記が揺れているような発音(シ、チ、ス、ツ)が苦手です。

オチチカバホ

そして羞恥心も育っているらしい2歳児。正しく発音できていないと気にしているさまが可愛いです。ある日突然ポケットポケットと連呼し、何事かと思ったら「2歳児ちゃん、ポケットって言えるよー!」と。喜びの主張。そういえば数週間前は「ポケット」が「コペット」になってしまっていたと思い出しました。
「お月様」はいっこうにうまく言えないようなのですが、あえて違った名前をハッキリ言います。その名前が「オチチカバホ」です。保育園からの帰り道、月が昇っているのを見つけると「あ!オチチカバホだよ!」と言います。最後の「ホ」が謎なのですが、これがつくことで、本人は「うまく言えない」「間違えている」のではなく、「自分の意志であえてこの名前で呼んでる」感を出しているように見えます。頭良くないですか!?(親ばか)

お洋服たたみ屋さん

商店街に住んでいるので、どこに行くにもいろんな店を通ることになります。最近は「これ、何屋さん?」と聞かれまくります。休日の昼にツナシマパンまでパンを買いに行くことが多いのですが、ある日、畳屋さんの前で「何屋さん?」と聞かれました。「たたみやさんだよ。みんなで寝る一番奥の部屋、あの部屋がたたみで、たたみを敷いてくれるのがたたみやさんだよ」となるべくわかりやすく頑張って説明しました。すると2歳児、「2歳児ちゃん自分でできるよ!」と元気に主張。なにを??「お洋服自分でたためるよ!!」と返事。そっちか!!お洋服をたたんでくれる専門のお店なんて夢みたいです。洋服ダンスがあるのも一番奥の寝室なのでますます誤解が深まっていたようです。お母ちゃんは一人納得したり大うけしたりしていましたが、2歳児には畳とは何かをその時は説明しきれませんでした。