Still Life

生活の記録。

テキストは何回読めばいいのか問題

昨年末からなので、結局3ヶ月もかかっているプロジェクトです。題して、「テキストを50回読んでみる」実験プロジェクト。
勉強方法として、テキストを何回読めば覚えられるのかというのはけっこう語られることだと思います。
80回読めば記憶できるという実験を持ち出した古いブログ記事がありました。自身の経験から50回を推すブログ記事も読みました。塾の生徒に読ませる実験をして、効果と飽きとのバランスから20回がベストとするブログ記事も読みました。そして、東大を出るような秀才なら7回で良いらしい本もあるようです(未読)。一体何回読めば良いのやらと思い続けているわたしは、結局5回も読まずに覚えられないわけです。

いや何回読めばとか言ってる間に1回でも多く読めよとも思うわけですが、やっぱり気になるじゃないですか。マイ回数を決めたいじゃないですか。
一度だけでいいから、あるテキストを何十回も読んで、「何十回読んだから覚えられた!」という体験をすべしと思い続けていました。そして43歳になってしまいました。


このまま一生「何度読んだら」と思い続けるのは嫌なので、やってみました。オー・ヘンリーの「二十年後」です。1ヶ月半かかって50回読み、1ヶ月寝かせてしまったあと日本語訳だけ見ながら英文を再現するテストを、本日やっと行いました。1ヶ月以上寝かせていきなりテストしたので、もう忘却曲線ははるか後方ロングテールになっているはずですが、本当に覚えているなら再現できるはずです。

結果を書きます。


50回ただ読んだだけでは丸暗記はできない。


だめでした。こんな感じと適当に単語を並べるものの、節ごと全滅する箇所もあります。ただ、作文も含めて一応全部書き出せる感じです。


調子良くスタートしたのですが、

節全滅の箇所はこんな感じ。だめだめ英作文してます。

本当は再現できた単語を数えて再現率を出そうとしたのですが、そんなことをする気も起きないくらいには再現できていなかったのでやめておきました。

暗記しようとすれば、あるいは数日おき数週間おきにといったうまいタイミングで復習すればもう少し再現できたかもしれません。
短編小説を1つ丸暗記することは素晴らしいことだとは思うのですが、この歳で特に強い動機もない状況では難しいです。朱だらけになりましたが、そこそこの結果だなあと思っています。自分に甘いのです。

読んでいる時に簡単な感想をメモしていたのですが、ざっくり言うと

10回;やっと把握した感じ
20回:なんかわかったし調子いいぞ!
30回;オー・ヘンリーの良さが実感できたかも
それ以上:正直飽きた。もはや回数消化状態

という感じだったので、理想的には30回、いろいろ読みたいなら20回で次に行ってもいいのではという結論を得ました。

塾の生徒に実験した話が一番信憑性があることがわかりました。というか、わたしはなんとなく塾に通いそうとは知らされないままわけもわからず何十回もテキストを読まされた中高生と同じアタマなんだと戒められた気分です。

わたしはちょっと頭が悪い。諦めず、20〜30回は読んでいこう。