Still Life

生活の記録。

2020/01/11 3歳児初美容院〜誕生日プレゼント選び

3歳児はずっと髪を伸ばす、「ラプンツェルみたいにする」と宣言していたので、覚悟して日々の洗髪、ドライヤー、そして時間に追われながらの髪結いに励んでいた。そのおかげで七五三の晴れ着を着付けるときは、地毛だけでかわいく結い上げてもらうことができたし、今ではほんの少し三つ編みおさげができるまでになっていた。
同時に毎朝お母さんが髪をやる時の引っ張り方や洗髪時の引っかかり方、ドライヤーの長さなど、3歳児なりに我慢してきたことも限界に達したようだ。ある日、「髪を切って」と言い出した。
喜びのあまり飛び上がりそうになるのを抑えクールに「いいねー!」と請け合い、七五三でお着物着せてくれた美容師さんに頼もうと提案。予約を入れる一方で、本当にいいの?ラプンツェル目指すんじゃないの?髪の毛切ったら戻せないんだよ?と何度も意思を確認し続けた。
ラプンツェルは映画のラストで髪の毛をバッサリ切ることで幸せになるのだけど、その後のテレビシリーズで魔法の髪が復活するのだ。3歳児が誤解していないかとハラハラした。

数日後の今日、3歳児はかわいいショートボブになった。髪を切るという決断を一度も撤回しなかったどころか、ラプンツェルより白雪姫のほうがいい、などとポジティブにとらえて楽しみにしていた様子だ。
美容院では大人しくおりこうに、というか借りてきた猫状態で散髪に挑んだ。終始大人2人にかわいいおりこうとほめちぎられたからか、すっかり上機嫌で椅子を降りてくれた。美容院デビューとしては上出来ではないか。半年前にわたしが切った時は、素人が切る限界を感じ、次に切るまでに子供に対応してくれる美容院を探さなくてはと思っていたが、良い美容師さんに出会えて本当に良かった。

今日の朝食はホットケーキ。昨日くらいから夫婦で食前に養命酒を飲んでいる。江戸切子のコップがそれ。

昼は何食べたっけかな。

昼過ぎからデパートへ行った。今月誕生日を控えているので好きなものを1つ、買ってやる予定だった。
ところがここで判明したとても幸せなことがあった。

3歳児は、特に欲しいものは、ない。

さんざんデパートのおもちゃコーナーを散策し、いよいよ3周目というくらいのところで、わたしのほうが根を上げ始めて、過去に興味を持ったように見えたおもちゃを目の前に出して「これどう?」と聞き始める行動に出た。おもちゃのバイオリン、シルバニアファミリーのセット、エレナの歌が流れる何か...。それまで3歳児は「これがいい」とは言わずにどれにしようかな、どれにしようかな、とさまよっていたのに、この行動に刺激されたのか、ソラン(メルちゃんと似たお世話人形)を持ち出してこれがいいこれにすると言い出した。いや、メルちゃんいるじゃん... ?と言ったら「メルちゃんのお友達にする」と言う。

明らかに、「もう何か一つ決めたい」という気分になって最初に目についた大きめの人形を持ち出しただけだ。でも好きなものを何でも一つと約束した手前、否定したくない。そこでわたしはとっさに髪がピンクのリカちゃんを見せて、「これじゃなくてもいいの?」と言ってみたら、「これ!これがよかったの!!」とあっさり乗り換えた。

特に欲しいものはないのは実はわかっている。でも、ちょっと無駄遣いしたい、ちょっと買い物のいい気持ちを味わいたい、ただお金を使いさえすればわたしの気持ちは満たされるはず、運命の何かが、わたしが手に取るのを待っているはず...! だんだん妄想が大きくなっているが、特に必要なものがないのに買い物をしたくてたまらない時の気持ちって、こんなものではないだろうか。少なくともわたしはその自覚が大いにあり、3歳児もきっと同じなのだ。

面白くなってきたわたしは更に水色の髪のリカちゃんを突き出して「こんなのもあるよ?」と言ってみた。「あ!これ!!」とまた飛びつく。ピンク髪と水色髪を並べて吟味しはじめたところにもう一度シルバニアファミリーを持ってきて「これじゃなくてもいいんだっけ?」とやってみたら、それはさすがに反応が薄かった。何でもというわけではないらしい。

次に何を見せてやろうかと見回していたら、3歳児は近くにあったメルちゃんの着せ替え用のお洋服の山からキラキラのドレスを引っ張り出して目を輝かせた。
山積みされていて取り出さないとわからないようになっていたので、本心から「よく見つけたね!」と声をかけて一緒にいくつかお洋服を発掘した。3歳児みずから、お姫様ドレス系の2種類の中から1つを、「これがいい」と選び出した。今日いちばんわたしの心にも届いた「これがいい」だった。

誕生日プレゼントとしてはもっと高価で大掛かりなもの、それこそシルバニアファミリーのセットでもいいと思っていたのに、それと比したらずいぶんと規模の小さいプレゼントになった。約20%だ。とはいえ似たような人形を増やされるのはちょっと抵抗があったので、今いるお人形ともっと遊んでくれるようなお洋服を選んでもらえて良かったと思った。

3歳児の誕生日プレゼント選び、完了。


とはいえもっと甘やかしたい親としては物足りなくて、写真で右手に持っているしょうもないジュエリーボックス数百円も買ってやってしまった。更に帰りの本屋でアナ雪2の絵本を欲しがったのでこれも買ってやってしまった。更に、誕生日にはマグブロックを追加してやると約束してしまった。これで120%くらいになるぞ。


プレゼント選びが完遂したお祝い?おやつはドーナッツ。


そして夕飯は崎陽軒のシウマイ弁当。これがおみやげだと横浜に遊びに行った感が強まって良い。横浜に住んでいるのだけど。

今日の読み聞かせ

アナと雪の女王2

アナと雪の女王2 (ディズニーゴールド絵本)

アナと雪の女王2 (ディズニーゴールド絵本)

  • 作者:小宮山 みのり
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/12/23
  • メディア: 単行本
なるほどなるほど!これは映画を見なくては!と読んでる大人はなぜか納得顔。3歳児はまだちょっとわからない様子。わからないよね。わたしもわからないもの。
3歳児の唯一の質問は「ダムってなに?」だった。パグパグアドベンチャーで犬小屋を雨から守るために木の枝を組んで作ってたでしょう、と説明して納得してくれた。ここ2ヶ月の3歳児はパグパグから多くのことを学んでいる。