わたしが今住んでいる部屋は、非常に古くて、誰のだかわからないような荷物もあるカオス部屋です。
もともとの住人夫婦→次の住人夫婦→次の住人夫婦→わたし、という順番で、一度も原状復帰したことがないという状態なのです。
大型家具はほぼもともとの住人夫婦のもののままです。
といっても、わたしが住んでからもう10年近く経つので、わたしの部屋だと言い切ってしまっていいのですし、古い荷物を処分してしまっても、たぶん誰も文句言いませんが。
それでもエアコンを交換したい、古い雑誌を処分したいといったことは一応先住人に連絡を取って許可を貰っているのですが、ほとんど確認なしにOK状態です。
以前処分したビデオテープは、本棚のかなりを占領していました。もっと早くに連絡してればとっとと処分できたのに。
なんとなくですがそのまま残しておいたほうがいいのかなと思ってしまって。
同じ理由で誰かの手帳や写真、レコード盤なんかもあるのですが、これは先住人さんの前またはその前の住人さんのものなので、とっておきます。
目下気になるのは、テレビのアナログ放送が終わったときに、このおおきなブラウン管テレビはどうすればいいんだろう、ということです。たぶんこのままDVD再生ディスプレイになってしまうのでしょうが。
なんだか居候をしている気分になるので、漠然と引っ越ししたいなあなんて考えることがありますが、場所が素晴らしいので、全然本気になれません。
引っ越すとしたら、今度は最初から理想の家具を買い集めて思い通りの部屋にするぞーとか思ってみたり。
だから家具屋さんを見るのが大好きです。
最近理想の部屋を探してみました。これです。
宇多田ヒカルの「ぼくはくま」のアニメに出てくるくまの部屋。
木の床で、ベッド、ヒーター、旅行かばん、それに机、あとギターがたてかけてあって。窓辺に鉢植えと、机の上にはクレヨン。
カメラに入っていたい側にきっと本棚があります。
こんなシンプルな部屋で生活してみたいなあ。
と、ぎっしりモノが詰まった部屋でPCをいじりながら思いました。