春の情報処理試験を受けます。
今、春の情報処理試験に向けて、ちょこっとだけ勉強しています。はてブにハマり過ぎてて難しいですが。
テキストをバラして持ち歩いてます
情報処理試験は、朝から夕方まで、4部に分けて何時間も挑む、1日勝負の試験です。午前は4択で共通の基礎問題、午後は各専門科目の筆記です。わたしはデータベースの試験を受けます。
午前の試験は、一つ前の段階である「応用情報処理」とも共通した4択なので、本来は基礎的で楽勝レベルのはずですが、わたしは常にギリギリ低空飛行で乗り切って来た上、すっかり忘れているので、完全に最初から勉強している状態です。まじやばいです。
苦手な問題
さてそうして勉強していると、いつもつい回避してしまう苦手な必須問題が出てきます。長らくわたしにとってのそれは、2進数の計算でした。今は基礎的すぎるのか、そんな問題は目にしなくなりました。
よし、やり過ごした!
という心境なわけですが、計算問題はちゃんとあって、例えば処理時間や計算時間を求める問題やら、DBなら必要容量を求めるものまであり、どうやら避けられない状況です。
避けられない頻出問題としてもう一つ、OSI参照モデルというものがあります。ネットワークの通信機能を階層化して、わかりやすくした概念なのですが、これほんとによく目にするのに覚えられないんです。
試験なんか受けなくても
数年前、ネットワークスペシャリストの試験勉強をしてた時、ちなみに落ちましたが、その時の旦那さんとの会話がすごく記憶に残っています。
前提として、旦那さんは試験が大嫌いで、わたしが試験を受けるのもあまり歓迎しません。試験勉強でストレスが溜まるわたしを相手にするのが嫌ってのも実は大きそうですが、そこは置いといて、理由としては、試験問題が現実離れしているからのようです。
まあそれはそうです。でも勉強ってそういうもんじゃないですか。英会話のテキストで現実に即した会話を採用してたら大変な非効率です。でも彼は許せないわけですね。前提長かった。
わたしも時には、旦那さんのこの試験嫌いに同調したいこともあります。
わたし「試験なんて実際の仕事にはなーんも役に立たないよねー」
旦那さん「そうそう。」
わたし「OSI参照モデルなんてあんなの覚える意味がわからないよねー」
旦那さん「・・・それくらい覚えなよ!」
滅多にないスパーンとしたツッコミに大笑いしちゃったわけですが、ほんとに目がさめる思いがしました。
試験嫌いなのにここまでやってきた旦那さんは、試験なんかなくったって大事なことをちゃんと学んできてるんだ、と。
一方でわたしは、試験で頻出だというのにその実際の重要性を感じていないという、IPA泣かせの受験者です。
というわけで、OSI参照モデルはちゃんと覚えます。
OSI参照モデルのある風景
そこで、こんな情景を想像して覚える試みをしています。
意味わかんないですよね。これはわたしの頭の中に広がるOSI参照モデルの風景です。
何度かノートに落書きしてはいるのですが、こんなに線を多く描いたのは初めてです。
階層が都市になっています。中央はビル群、地面の下に何やらドラム缶のようなものが埋まっています。
階層の名前を書いてみます。
それぞれの階層が、この絵の中のものとなんとなく対応しています。
- 物理層:これだけ地面の下です。大きなドラム缶のようなものが物理層です。
- データリンク層:地表です。道路か花壇か何かで、大きな円が地表に描かれています。
- ネットワーク層:鉄塔に電線が張り巡らされています。
- トランスポート層:レトロ未来的な、透明チューブ状の自動車道路です。
- セッション層:ビルとビルの間に、通路やケーブルカーが渡されています。
- プレゼンテーション層:カラフルな気球が浮いています。
- アプリケーション層:大きな飛行船が飛んでいます。
深い意味はないのでわけわかんないと思ってもほっといてくださいw
プロトコルを書き加えてみます。
実際に使われているプロトコルがモデルと完全には一致してないのが残念です。
通信機器を書き加えてみます。
こんな感じでしょうか。
こういうわけで、わたしも頭の中では今日も気球が飛び、チューブを自動車が行き交っています。
特にオチもなくこの記事は終わります。
春期試験受ける方、一緒に頑張りましょう。
翌朝更新
生まれて初めての人気記事入りにドキドキしています!みんなのコメントが優しくて、はてなっていいとこだなーと実感しています。ひとつ後悔したのは、アフィっとけば良かった!ってことです。
というわけでこれ貼り付けに来ました。

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