Still Life

生活の記録。

母から財布を貰った話

わたしの愛用の通勤カバンは、ルイヴィトンの「モントルグイユ」という名前のついている小さなボストン型のカバンです。母から貰いました。
もらったのが5年以上前なので、母が購入してからは10年以上経っていると思います。
ノートはA5が入るサイズ感なので、小ぶりな印象があるのですが、見た目の割にけっこう容量があるのでとても重宝します。汗対策のスカーフも水筒もしっかり入ってしまいます。
何度か修理を経て、すっかり擦り切れ感のある古びたカバンになりました。
ASIN:B07G8RV891


母はずいぶんルイヴィトンが好きなようです。このカバンをくれた理由も、似たような(失礼)新しいカバンを買った時にわたしがしつこくお下がりをねだったからです。
そして今月、母が持っているハズのルイヴィトンの2つ折りのお財布を、既に使っていないことに気づいたわたしは、早速それもねだってお下がりを貰いました。
[ルイ ヴィトン] Louis Vuitton 二つ折り財布 ポルトビエカルトクレディモネ M61665 モノグラム 中古 Y6360


1週間ほど使ってみましたが、なるほど母が使わなくなってきた理由がわかってきました。お札のサイズが日本のお札にぴったりじゃないので、中途半端に深くて取り出しにくいのです。それでも厚みは少ないほうだと思うので、まあコンパクトだとは思います。なによりカバンと模様がお揃いなのが嬉しいので、もうしばらく使ってみるつもりです。
しかしもらっておいてこう言うのもなんですが、見られるとがっかりなポイントとして、母が自分のイニシャルを刻印してもらっていることです。

一文字もわたしの名前にかぶっていない、意味不明のアルファベット・・・。残念すぎる・・・。
でも外側ではなく、開いてはじめて見える部分なので、気にしないことにします。

普段正規店に足を踏み入れることがほとんどなく、見る機会は圧倒的に質屋やドンキだったりするわけですが、そんなだと正規店がイニシャルの刻印をサービスしているってこと自体知らなかったりします。母からのお財布の刻印は、まあ無難でおとなしいものであると感じますが、サイトで見てみるとずいぶんと大胆に彩色もできるようです。これ、街なかで見たことありません。

正規店から買い、その後売るなんてことも想定しない、本当にこのブランドを持つことのできるお金持ちだけが受けられるサービスなんだなあと思いました。
という発想自体貧乏くさくて嫌ですね。
母から受け継ぐといのもまたハイブランドのカバンならでは(財布は知らない)と思うので、カバンや財布に引き上げてもらってハイソなマダームになることにします。