Still Life

生活の記録。

テントは今日もあるか

2歳児にIKEAのテントを買ってやってから数日。大変な気に入りようで、親としても嬉しくなるほどです。
一緒に買った犬のぬいぐるみと共に座ってみたり、踊ってみたり、ままごとの食材を持ち込んで夕飯に招待してくれたり。一度は中で一緒に昼寝をしてしまいました。わたしからみてもステキなテントです。🎪

2歳児はなぜか、今週に入ってから毎日、保育園の帰り道で「テントある?」と聞いてきます。もちろんあるよ。どこに?お布団の部屋にあるよ。
このやりとりが謎だったのですが、それくらい気に入ってくれたんだろうと思っていました。
今日同じ会話になった時に、ようやく謎が解けました。

「テントある?」もちろんあるよ。
「いつまであるの?」え!?いつまでって??
借り物だと思っていたのでしょうか。
「テントは[2歳児]ちゃんの物なんだから、ずーーっとお家にあるんだよ」と教えたら、「やったー!」と喜びました。

別に買う時に理由をつけたわけでも、[2歳児]ちゃんがいい子にしていたら買ってあげる、みたいな条件をつけた覚えもありません。テントを買いに行くと宣言して買い物に行ったのですらなく、店で気に入って遊んでたら家にも来た!ぐらいのナチュラルさだったので、まだ店の物と思っているのかもしれません。

単に大きな物を所有することに慣れていないのかも。滑り台やブランコが公園にあって自分の物にならないのとテントが同列で、うちにあるのは特別な借り物と思い込んでいるのでしょうか。

もしかしたら、増え過ぎたのでこっそり仕舞い込んだおもちゃのことを実はしっかり覚えていて、おもちゃはいつかなくなるものだと思っていたりして。それはそれで辛いとらえ方だなあ。

2歳児の世界の見方は、いつも驚くし興味が尽きないのでした。